中国&台湾ツアーレポートその2

一夜明けての8月20日(金)。

リハーサルは16:30予定なので、午前中はそれぞれ個人行動。北京の街を歩いてみました。

宿の近くがNan Luo Gu Xiangという通りで(Googleでの位置情報は39.939600, 116.403131)、何でも昔ながらの町なみを残して、そこにおしゃれな雑貨店など、いろいろなショップが入って、北京の若者に人気のストリートということでした。裏原宿みたいな感じかな。

ホテルで買った地図を見てみると、天安門広場までは数ブロック。徒歩で20分ほどと判断、暑い中(北京は夜はエアコン無しでも大丈夫なくらいですが、昼間は日本と同じく暑かったです。)、とっとこ歩きます。が、行けども行けども、地図上で進んでいない様子。地図の縮尺を読み誤っていたみたいです。だって、縮尺のゲージ、地図に表示されていないんです。(・・;)

徒歩で天安門は断念し、タクシーに乗車。街中で流しのタクシーに乗車できるので、便利です!

結局、タクシーに乗って15分くらいでしょうか?天安門広場に着きました。こりゃ、徒歩では無理です。

広場に入るには空港並みの手荷物検査を受けなければなりません。

天安門から後ろの故宮博物館へ続くエリアは中国各地から観光客が訪れていて、もの凄く混雑していました。

暑さ&人ごみにやられて、ホテルに帰るタクシーを拾うべく、通りに出ようとしますが、またこのエリアが広大で、えっちらおっちら歩いてようやく街路に出れました。そこでタクシーに乗ってホテルまで。

行きのタクシーもそうでしたが運転手さんがフレンドリーで、明らかに中国語がわからい乗客に、愛想よくいろいろ話しかけてくれます。

ホテルに帰って、ホット一息~。かなりハードに歩いてしまいました。

夕方、リハーサルに入ります。

北京のこのMAOというライブハウス、日本の会社が半分資本を出しているとの事で、音響にも日本の会社が入っていました。そして、何と、音響担当の方は日本から単身赴任でやってきた女性の方!

これはナイフにとってはとてもありがたくて、諸々の音づくりがすこぶるスムースに行きました。

滞りなくリハーサルを終えて、晩ご飯タイム~!

またもや、プロモーターにおススメのお店に連れて行ってもらいます。

そして今晩のメニューは…..

ドーン!新疆料理!!

もちろん、これまで食べたことはありません。

何でも、写真上にあるようなマトンや鳥の串焼きバーべッキューとトマトソースを使った料理が特徴との事です。

そしてそのトマトソースの味付けが日本で食べる「トマトパスタ」そのもの!これは中華料理ではなくイタリアンですね。ちょっとびっくりしました。ピータン豆腐も日本の絹ごしのようでとても美味しかったです。

このお店、地元のバンドが打ち上げでよく利用するらしく、壁にはバンドのポスターがペタペタと。福岡は天神の「山ちゃん」みたいです。

本番を前にご満悦の皆さん。

そして、北京でのライブ!

フロントアクトに出演したのは「刺猬乐队」、オルタナ以降のサウンドを展開する3ピースバンドで、ドラマーは女の子。

そしてナイフ登場!中国での出演時間はヨーロッパと似ていて、メインアクトの登場が10:30頃というのが普通みたいです。

お客さんはほぼ満員!場内の熱気が凄いです。ほどなく、ステージ上もサウナ状態に!

女の子もダイブしてます。(・・;) くれぐれも怪我にはご注意を!

少年ナイフ、初の北京ライブ。たくさんの方にご来場&盛り上がってくれてホントにありがとうございました!

ということで北京公演は大盛況のうちに終了!!(~続く)