似非音楽評論家、ナンシー・チャングのSummer Sonic Aug. 13 report

サマソニ(様祖に)漢字に変換すると、お盆っぽい。なんとなく。「御先祖様」みたい。13日に行って来たので、そのレポートしやす。
 昼ごろインテックス大阪到着、Mountain Stageに直行。UKメタルバンド「Bullet for my Valentine」を見た。V字型にとんがったギター(Flying Vをもっと鋭角的にしたタイプ)がそれらしくていい。ベースの人の叫びもいい。いかにもへびめたーーーでよかったです。見ながらにやにやできたし、拳を振りかざすことができて楽しかった。曲中に、もうちょっとギターソロパートが完璧でしょう。よかった。好きです。
 そのまま同じ場所でカナダのバンド「No Warning」を見た。このバンドのサウンドマン兼ツアーマネージャー(Sean。カナダ人)はナイフのサウンド&ツアマネもやっている。1997年のアメリカツアー以来ずっとだ。8年来の友達。このバンドはハードなサウンドだけど、見かけはちょっとアイドル風かなってところで、Vo.の人がOasis が大好きっちゅうらしい。平均点の高いバンドなので、ハードにシフトするか、メロディアスにシフトするか、アイドルにシフトするかはっきりさせたら面白くなるだろう。
 Seanの仕事ぶりも見せてもらったた後、Bullet for…の途中から友人たちも合流していて、皆でランチタイムをとる。お腹もいっぱいになったし、さて、Puffy見に行くかー、と思ったら入場規制かかってたので止めた。Seanと合流して四方山話しつつ、Sonic Stageの「Bloc Party」を見にいった。でも、人が多かったので、ちびのわたしにはステージが見えなかった。仕方がないので、後方の地面に座ってくつろぐ。 Mountain Stageのようにスクリーンもなかったので、バンドの姿が見られず、評論のし様もなかっただす。
 そのままSonic Stageに留まり、前方へ行って「Teenage fan club」を見た。いつものように素敵なハーモニーで、Byrdsを思い出した。Keyboard playerは去年の712 day partyで招聘したEugene Kelleyのバンドでもkeyboardを弾いていた人だった。ほんとに和むいい音楽だ。
 だけど「Public Enemy」が見たかったので途中でMountain Stageへ移動。やってる、やってるぅ!スクリーンもあるので見やすいぜ。ああ、これは座ってられん!身体がリズムに反応するっ!個人的には Public Enemyが今日のベストだ。わたしの好きなEarth Wind & Fireにもビートが通じる感覚がした。
 フェスティバルも終盤、楽屋と客席の間のプレススペースへ、まもなく東京へ移動するSeanにバイバイしに行ったらNo Warningのメンバーが居て紹介された。カナダは好きか?と聞かれたので「もちろんっすよー。いい人たちばかりだしー。」と言ってたら「街もきれいだろ。」とお国自慢。みんな故郷が好きなんだなー。やっぱり見かけはアイドル風だった。でも腕にカラフルな墨が入っている人も…。
 てなことしてるうちにもうお開き。居酒屋で2次会してお疲れさん。