中国&台湾ツアーレポートその4

8月22日(日)、上海から台湾へ移動するべくホテルを出ます。

ライブの出演時間に関しては、遅い順に→アメリカ0:00頃>欧米=中国&台湾22:00頃>日本19:00頃、という感じで、夜が遅い分、朝の移動がキツくなってきます。

上海の滞在では空港⇔ホテル⇔ライブハウスの移動だったので、上海万博どこ吹く風、ほぼ「ここは何処?」状態でした。

かろうじて空港へ向かう車窓から上海万博メイン会場の屋根が見え、反対側に目をやるとおそらく入場ゲートなのでしょう、「もんの凄い」長蛇の列と駐車場を埋め尽くす観光バス。上海にいたことを実感した瞬間でした。

上海→台湾は飛行機での移動時間は約1時間30分。

チェックインカウンターのお姉さんに「その有無」を確認して→朝ご飯をガマンして→機内食が出てきました。選べる2種類、皆さんならどちらを頼みます?因みに、どちらも美味しかったですよ!

再び、台湾の桃園空港へ。今夜出演するライブハウス「The Wall」のスタッフが迎えに来てくれました。

空港から台北市内までは車で30分強。そのまま、リハーサルへと臨みます。

ライブハウスは映画館などが入っている複合ビルの地階。バーン!とポスターも作ってもらっています。

昨日の上海・夢工場、そしてこのThe Wallも冷房がガンガンに効いています。ほとんど冷蔵庫の中状態です…。

今夜のライブは台湾から2バンド、日本からはMASS OF THE FERMENTING DREGS、bloodthirsty butchers、そしてナイフの5組が出演。プチフェスティバルなプログラム。

The Wallのスタッフは皆さん、度々フジロック観戦などで来日されているらしく、日本の事情にも詳しかったです。

リハーサルも無事終了し、一度ホテルへチェックイン。休憩後、再びライブハウスへ。

ちょうどMASS OF THE FERMENTING DREGSのステージが始まるところでした。客席はお客さんがいっぱいで熱気を感じます。MOTFDは台湾でも若いファンを中心に凄く人気がある様子でした。

そして、bloodthirsty butchers。ナイフとはよく一緒にライブをしたりで、メンバーとも旧知の仲。今回の台湾公演も実は彼らのお陰で実現したところが大きいのです。

ブッチャーズはこの地で確実にファンの人をつけていて、客席とステージにすごくいい雰囲気が流れていました。

りつこさん&えみさんも、ステージ袖からブッチャーズのライブに熱い視線を注いでいます。

そして、ナイフの登場!

この段階で時間が23:00過ぎということもあってか、帰路に付くお客さんが増えてきます。(・・;)

しかしながら、ステージではいつものナイフワールドが炸裂!この日初めてナイフを知った方も多かった事と思いますが、曲が進むにつれ場内もヒートアップしていき、最後にはかなりの盛り上がりを見せたお客さんの反応に、何よりこの日のステージが現われていたと思います。

さて、ライブ後はThe Wallのスタッフに連れて行ってもらって、MASS OF THE FERMENTING DREGS、bloodthirsty butchersと打ち上げ!

台湾料理のレストランはどのメニューも美味しく、バンドのメンバーと和気あいあいで楽しい一時。あまりのリラックスモードで写真撮るのを忘れました。(・・;)

あっという間に終わったツアー。呼んでくれたスタッフの皆さん、そしてご来場いただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました!近いうちにまた来たいと思います!!