August 4th, 2006 Rock in Japan Festival report

null

8月3日早朝、車にて大阪を出発、何もしなくても汗が後から後から出てくる。エアコンの冷気は不自然で居心地悪いが無ければ飲茶の蒸し饅頭みたいになるからなぁ。サービスエリアで車を降りる度に「あっつぅぅぅーーー。」ところで、名古屋を過ぎたあたりからうどんだしの色が変わってくるんだなぁ。

目的地、茨城県ひたちなか海浜公園近くの宿に着いたのは夜8時半。都市生活者のわたしは「ああ、夜ってこんなに暗いんだー」と感心した。しかし、この虫の多さは!

一夜明けて、いつものように7時半にはすっきり目が覚めた。朝の散歩は海岸へ。宿の前の漁港にはたくさんの小船が停泊し、船着場にはおびただしいフナ虫、ギャー!!!ゴキブリより苦手なんだよー。その横には砂浜があって、海水浴の家族連れなどでにぎわっている。わたしはアウトドアが苦手なんで、水着で海には入れないっす。生きてる魚が怖いし、わかめが体に直接触れたら気持ち悪いし、海底がぬるぬるしてたらそれだけでぎゃーぁぁぁぁーーーってことに。だけど、景色がきれいなので写真に収めました。

宿に戻って、ドラムのえっちゃん、サポートベースのりっこと軽く練習していざ会場へ。うぉー、広い立派な公園だぁ。2階建てプレハブの楽屋はエアコンが効いてて快適。でもゆっくりする暇も無く昼食へGO!お腹が減っててはライブできんからね。その後えっちゃんだけ先にセッティングへ。ドラマーはセッティングが大変なんだよね。そのあたりからわたしはなんだかフラフラになってきた。何年か前の夏にテニスやってるとき目の前が真っ白になったことがあるけど、その感覚に近いものがー。いかんいかん、そういう症状って「気」から来るから気をしっかり持たなくちゃー!と自分に言い聞かせて、水分を摂ったり、ビタミンとアミノ酸を摂ったりした。

そして、いざshow time!頭に水をかけながらぶっ飛ばした!でもステージ上は灼熱地獄。太陽熱を前方から浴び、ライトの熱を上と横から浴び、黒い床が吸い込んだ熱を足元から浴び、熱波嵐。私の黒いスニーカーに直射日光が当たって足はやけどしそう。足にも水をかけた。曲間で水分補給するも「Rubber Band」の演奏中、そっくり返ってギターを弾いたら頭から血が引いてクラッ。なんとか持ち直して最後まで突っ走った。

すてきなお客さんのお陰で楽しく無事にライブが済み、バックステージに引っ込んだ後、りっこは軽度ではあったが、熱中症で倒れてしまった。意識はあったけど、ふらふら状態。みんなで氷を運んで冷やしたり、団扇であおいだりしつつ、ナースを呼んだ。しばらくして持ち直して、りっこも含めみんなでケータリングテントへ行き、夕食。そののち東京へGO!

夜に東京着、1泊して大阪へ。朝出発したものの、高速道路が東京から厚木まで混み混みだったので、下の道、これまた渋滞、をとろとろ帰った。渋滞を抜けるのになんと3時間以上かかった。ああ、これが東京の常か。昼ごはんもお店がなくって腹ペコ状態が続いた。やっと見つけた豚カツ屋さん、入ったはいいが、エアコンが全然きいてなくて、汗をだらだらかきながら食べた。ああ、いかんよ、これ。

その後は順調に進んで夜帰阪。暑さとの戦いの3日間だったー。ROCK!!!

写真はバックステージにて。