桜の開花と共にはじまった、春の四つ葉のクローバーツアー2015
今回はオリジナルドラマーの敦子さんを迎えて、岡山→東京→名古屋→広島→福岡→大阪→北海道と旅をしました。
日本でこれだけの長いツアーは、私にとって2010年の加入以来、初めて。
そのうち広島、福岡、北海道は、noodlesとのWネームツアー
noodlesとはもう何度も共演していますが、こうやって3カ所で一緒に演奏して、美味しいもの食べて、いっぱいおしゃべりして…
改めて、20年以上続く数少ない女性バンドの凄みや魅力をたっぷり感じました。
少年ナイフのステージは、四人編成のため、とても賑やか。
ドラマー目線から眺める直子さん、律子さんが痛快にツインギターを奏でる姿、敦子さんが身体を揺らしながらベースを弾く姿が何だか微笑ましく、おこがましくもそれを支える母親のような、新鮮な気持ちでプレイしておりました。
いちばんの若僧が何を偉そうに(笑)
何故ならば!敦子さんは久々のフルステージ復帰、律子さんは初のフルステージギター、直子さんはツインギターの兼ね合いでいつもと違うラインを演奏。
わたしはというと、いつもと変わらず、堂々と気持ちよくズンドコドラムを鳴らせばよいわけで。心には余裕がありましたのですよ。
とはいえ、ツアーの初めはいつもと違う状況に楽しみだけでなく緊張もありましたが、少しの緊張もステージには大切なもので。
今回のツアーでは、緊張と共に冷静さも持てたという、ドラマーとして実り多き経験となりました。
各地で待っていてくださった、たくさんのお客さんも、いつもに増して盛り上がり笑顔で見守ってくださって。
そして終演後には元気になるような声をいっぱいいっぱいかけてくださって。
ほんとうにほんとうにありがとう
そして満開の桜も散った頃に、無事ツアーも終了いたしました
さて、これからしばらくもぬけの殻。元気だけが取り柄のようなわたしでも、ツアーの後にはいつも、寂しくてこうなりますのよ。実は(笑)
次に少年ナイフが皆さんにお逢いできるのは、5/31ファンダンゴにて。いつもお世話になっているLMスタジオのイベントに出演します。その後はアメリカツアー。
そして私ごとではありますが、この度ドレスコーズのステージにゲスト参加させていただくことになりました。
5/4 「JAPAN JAM BEACH 2015」と5/9「森、道、市場2015」の2ステージです。
ボーカル志磨くんの創り出す世界観や美しいメロディーに惚れ込み、海外ツアーでのわたしのBGMはいつしか毛皮のマリーズやドレスコーズに。
そして昨年音泉魂で観た、嵐の中での伝説のライブでハートを射抜かれました。
まさかそれが、オリジナルメンバーでの最後のステージになるとは…
早速信頼できる共通の人物を通して連絡をとり、あのステージがいかに素晴らしかったか、力になれることがあればいつか、と想いを伝えました。
そして念願叶って、今回一緒にステージに立たせてもらえることになりました。
志磨くんは中学生の頃からのナイフラバーだそうで、今回東京のライブにも顔を出してくれました。
今までのお客さんはもちろん、新しいお客さんにも出逢って、また少年ナイフにも興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。
少年ナイフのお客さんにも、またいつもとは違うわたしを観てもらえたら、これ幸いでございます。
引き続きよろしくお願いします。